作品紹介「花さかじいいさん」

日本のむかしばなし 花さかじいさん

むかしむかし、心のやさしいおじいさんが川に流されている子犬を助けました。ポチと名付けられた賢い犬は、いつもおじいさんと一緒です。ある日のこと、山の畑で「ここほれ、ワンワン」とポチが鳴くので、おじいさんが掘ってみると大判小判がザックザクと出てきました。その話を聞いたよくばりじいさんは、いやがるポチを山の畑に連れて行きました。でも、出てきたのはお化けや妖怪など、化け物ばかりでした。腹を立てたよくばりじいさんはポチを殺してしまいます…。

こころの正しい人には神様が福を授けるという日本の教訓